シーフル・ニュース 2016年3月24日号

【事例紹介】 日本初のヨーロピアンスタイル雪上ダウンヒルレース
SNOW VERTICAL DOWN 2016 ~ NAEBA-RISING ~

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SNOW VERTICAL DOWN 2016 ~ NAEBA-RISING ~ ゴール地点

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SNOW VERTICAL DOWN 2016 ~ NAEBA-RISING ~ ゴール地点

 日本初のヨーロピアンスタイル雪上ダウンヒルレース SNOW VERTICAL DOWN 2016 ~ NAEBA-RISING ~ は、2016年3月20日に予選、翌3月21日に決勝が行われました。株式会社コー・ランナーズの計測運用により、当社の スポーツの記録配信のためのクラウドサービス LTSports を用いて自動計測を実施しました。(予選のダイジェスト動画)
 当社は株式会社コー・ランナーズに対し、雪上という過酷な条件でも正確なタイムが取得可能なよう、プロ用計測機材のレンタル、ノウハウの提供および運用サポートを行いました。

LEA LIGHT CONNECTOR アプリを利用すれば離れた地点での号砲時刻もスマートフォンから簡単にシステムに入れることができる

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LEA LIGHT CONNECTOR アプリを利用すれば離れた地点での号砲時刻もスマートフォンから簡単にシステムに入れることができる

 スキー場という気候が変わりやすい環境では、ゴンドラの運行状況などによりスタート時刻が決められた通りにはならないものです。そこで、スタート地点では、正確に時刻合わせ済みの android スマートフォンにインストールした LEA LIGHT CONNECTOR アプリ(無料)を利用して、ゴールから離れた地点の号砲時刻を簡単・確実にシステムに入れることができました。このアプリは、号砲と同時に「よーいどん」ボタンを押すだけの簡単操作で号砲時刻が LTSports のシステムに入る仕組みです。

プロ用計測機を利用すればゴールが混みあっていても正確なタイムを取得できる

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プロ用計測機を利用すればゴールが混みあっていても正確なタイムを取得できる

 ゴール地点では、トリガーケーブル及びアンテナを 30~50cm ほどの深さに雪を掘り埋設しました。プロ用計測機を用いて 約3m幅のゴールに同時に30人ゴールしても取得漏れが起きない万全なシステムで運用が行われました。

 記録リストや記録証は、ゴール地点から500mほど離れたホテル内のパーティ会場でイベント当日に発行。記録集計はすべてクラウドサービスで行うので、従来型の記録システムであるホストPCという考え方がなく、ホストPCとの接続設定や煩わしいLANケーブルの配線は必要ありません。このため、ゴール地点から遠く離れた会場でも簡単に記録証発行ができるのは、クラウドサービス LTSports ならではの利点となります。

 当社は、本事例のように中小規模の計時イベントをターゲットとした様々なシーンでの最適なシステムとノウハウをご提供いたします。LTSports でできること・価格等は、お気軽にご相談・お問合せください