シーフル・ニュース 2016年8月3日号
「ランニング計時ワゴン」サービスを安く提供できる7つの理由
「ランニング計時ワゴン」サービスが他社より圧倒的に安く提供できる、その理由は?
弊社埼玉県本庄市の倉庫前に機材を仮設置
1. 1カ所・競技制限時間4時間の計時業務に特化したサービスだから
2. 参加者を300名以下に限定しているので機材が少なく軽自動車1台で行えるサービスだから
3. 機材倉庫のある場所から50km圏内限定で輸送時間、輸送コストが少ないから
4. ハードウェアが信頼と実績のある国内メーカー品で優秀だから
5. ソフトウェアは弊社が独自開発したオペレーションがとても簡単な LTSports を利用するから
6. 主催者の理解と協力と熱意があるから
7. 新しい計時モデルへチャレンジしているから
一般的な計測専業業者の見積もりと「ランニング計時ワゴン」の見積もり比較表をご用意しました。(※2)
内容とともにぜひ比較ください。
「ランニング計時ワゴン」サービスは、1カ所・競技制限時間4時間の計時業務に限定しています。この仕様であれば無理なく1名のオペレーションスタッフで現場対応ができ、計時業務で最もコストのかかる人件費を抑えた形でサービスを提供できます。また、機材に必要な電源もポータブル外部バッテリーで済みますので発電機の準備が必要ありません。
参加者を300名に限定しているので、タグやナンバーカードの量も少なく、すべての機材を軽自動車1台で運べます。さらにオペレーションスタッフが軽自動車で大会会場に行きますので、移動コストと輸送コストが共通化できます。
本サービスは機材倉庫から50km圏内限定のサービスにしています。これにより輸送時間(人件費)、輸送コストを抑えることができます。
ハードウェアは比較的高価な国内メーカーのものを選んでいます。電波を使うので偶発的に干渉が起きてタグの読取ができない、いわゆる「取得漏れ」はどのメーカーのものも発生確率がゼロではありません。ただ、その確率はメーカーによって大きく異なります。弊社は厳しい目で選定した国内メーカー2社のハードウェアを利用しており、取得漏れの確率が非常に少ない世界最高峰のものです。ハードウェアメーカーからも300名くらいの参加者数だと1枚の計測マットで十分であると太鼓判をもらっています。万が一のためのビデオでのバックアップは行いますが、本サービスでもバックアップのマットを敷くことはありません。自動計測機の種類は海外製のものも多いですが計測マットを複数枚敷かないとすべてのデータがとれないものがほとんどであるため、機材の量が増えたり、接続や操作が複雑だったりします。そういった観点でみると国内の優秀なハードウェアを選ぶことでオペレーションコスト、輸送コスト、バックアップ機材の購入コストを減らす要因になっています。
ソフトウェアは弊社が独自開発した LTSports を使います。LTSports は、すでに計時会社ではない地方自治体の主催者(※)にもオペレーションを行っていただいている簡単操作の日本初のクラウド型計時システムです。計時専業の会社のソフトウェアは自分たちがオペレーションできればよく、大規模マラソンの対応も必要なこともあり、素人が操作不能な大変オペレーションの難しいものになっています。LTSports は極力専門性を排除して直観的な操作が可能なよう工夫しておりますのでシステムを利用するための教育コストの大幅な削減ができています。
主催者の理解と協力と熱意があるから。実は、これがコストを下げられる一番の要因とも言えます。300名以下の地域住民のために開催されるイベントで「自動計時をやろう」と見積もりはとったけど料金が高くて実施まで至らないというケースは非常に多いです。イベントを持続可能なものとするために、コストの削れるところは削って何とか自動計時をやって、参加者のスポーツ実践へのモチベーションを高めたいという熱意が弊社のサービスを利用いただく主催者には共通してあります。
弊社システムをご利用いただいた主催者と弊社は互いに協力しあって自動計時を成功させてきました。たとえばですが、弊社のサービスではタグの紛失は2個までは無料でサービスしています(3個目からは紛失タグ1個につき3,000円のご負担)。発注には最低ロットがありタグを1つ紛失するとコストは弊社の大きな負担になってきます。こうした事情を主催者に事前に説明しているのもあってゴール後のタグ回収の協力を主催者にお願いするとボランティアの方々とともに1個もロストしないようにと非常に懸命に動いていただけています。
システムを正式リリースして約1年。20イベントほどの自動計時を弊社システムで実施し、主催者の協力によりロストしたタグがほぼない状態を作れており、弊社ではこの価格で本サービスを提供することが可能であるという判断をしました。
全国各地で行われているこうした小規模イベントでも自動計時が行われることは意義のあることです。自動計時を行うことで、ランニング、自転車、トライアスロンなどのスポーツを続けるモチベーションを人々に与えられます。さらに定期的にイベントが開催できれば継続的なスポーツの実践につながっていき、人々の健康維持に貢献できるのです。しかし、この新しい計時モデルには「地域限定」という条件があるから安くできるというロジックがあります。この計時モデルを弊社1社でやっていくのには限界があります。それぞれの地域に必ずいらっしゃる、ちょっとシステムに強い、「引退するにはまだ早いシニア」、「個人事業主」、「イベント事業者の従業員」などにご協力いただくことで、この新しい計時モデルは開花します。同志の支えにより価格を安くして本サービスの提供が実現できていくのです。
弊社で培ったノウハウをお分けしますので、ともにこのチャレンジをしてみたいと思う方は、ぜひ下記までお問合せください。