シーフル・ニュース 2021年3月1日号
マラソン大会等自動計測のためのクラウドサービス LTSports で使い捨てタグの利用が可能に
安価な使い捨てのUHF帯タグが利用可能なドイツの race|result System 5000s のサポートを開始
シーフル株式会社(東京都千代田区 代表 廣世 丈)は、2021年3月1日より、マラソン大会等の自動計測のためのクラウドサービス LTSports で、使い捨てのUHF帯タグが利用可能なドイツの race|result System 5000s のサポートを開始いたします。
race|result 社 System 5000s を利用したイベント
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックの影響でニューノーマルな大会運営が求められている中、「使い捨てタグでマラソン大会を開催したい」というニーズが高まってきています。
使い捨てタグを大会主催者が採用した場合、次のようなメリットがあります。
◆ 大会主催者のメリット
✔ 感染拡大予防の徹底がはかれ、より安心・安全な大会を心がけていることを示すことができます。
✔ 郵送でのナンバーカード配布が可能となり、大会当日の受付が不要になります。
✔ タグ回収のための人員配置が不要になります。
✔ タグの割当・貼付作業が不要になります。(*)
◆ 大会参加者のメリット
✔ タグを使い回さないので、より安心・安全を感じられます。
✔ 大会当日の受付に並ぶ必要がなくなり、三密を避けることができ、時間に余裕を持って参加できます。
✔ タグを返す必要がないので、ゴール後がスムーズになります。
一方、2019年3月に電波法が改正され、海外の大型マラソン大会の自動計測で主流であった1W出力のUHF帯の電波受信機と電池を持たない安価なRFIDタグのシステムが日本国内で利用できる環境が整っています。
ドイツ race|result 社 System 5000s
弊社は、このような状況を受けて、この度、ご好評いただいている「マラソン大会等の自動計測のためのクラウドサービス LTSports」で、世界で定評のあるドイツの race|result 社のハードウェア System 5000s を利用できるソフトウェアを開発し、リリースいたしました。
弊社のクラウドサービス LTSports は、日本語で利用ができ、また、EXCELや WEB の操作に慣れた方であれば、主催者がご自身で簡単に操作してマラソン大会の計測をできるように工夫しています。LTSportsを利用することで、従来、専門業者に頼まないとできなかった自動計測が地元・地域の力でできるようになります。これによって、大会日程計画や予算などの面で有利となり、年1回の大会開催から年複数回の開催へとスポーツの裾野を広げる土壌ができます。LTSportsは、言わば、「地元に根付いた地域自己完結型の大会運営のための自動計測システムである」と言うことができます。
ぜひ、自分たちの力でマラソン大会の自動計測を実現しましょう。弊社は、主催者の方々を全力で応援いたします。
詳細については、下記も併せてご覧ください。
https://seaful.com/g/lts
いつもご利用いただき誠にありがとうございます。
race|result Sytem 5000s をサポートすることで LTSports に安価な使い捨てタグという選択肢を新たに持てるようになりました。このハードウェアを採用すれば、1,000名を超える中規模以上の大会でも、より少ない作業で自動計測を実施いただけます。